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2024

リーグ戦決起ブログ〜加藤加奈〜


入部当初の顔合わせzoomで見たメガネのか細い体からは想像できないほどの劇的な成長から、今年のリーグ戦では3得点を決めているオフェンスリーダーりんちゃんこと、市川凜太朗から回ってきました、スタッフリーダーの加藤加奈です。



あんまり書くことないなあとか、Bリーグの決起ブログが始まって、下級生のブログが書かれ始めた頃は思ってたけど、いざここに来ると沢山思うことがあるので素直にそれを書きます。




先日行われた、リーグ戦第4戦の日体戦。



"また"負けた。



スタッフはプレーできない分、試合中はボックスにいて声を出すことしかできないけど、3Qあたりできつくなった。また負けるのかって。



1Qでの立て続けの失点。でも、ボックスの雰囲気は絶対に下げてはいけない。きついのはプレイヤーも一緒。ボックスに入っている1人として、その時私が出来ることは声を出すことしかできない。



リーグ戦で勝てない試合が増えるにつれて、すごく、すごく焦ったのと同時に後悔が増えていった。




ちょうど1年前、代替わりをした日から、まさか1年後自分たちの代で、入れ替え戦を目の前にするなんて思ってもみなかった。


自分が1年生で入ってきた時はfinal4に行って、2年生の時には全学行って、去年はfinal4には行けなかったけど、2勝できてて、今年はこの結果。



せっかく明治は強いって思われ始めてたのに、自分たちの代でこんな結果にしてしまって恥ずかしい気持ちにもなった。



自分はプレーするわけじゃないけど、チームの一員として、もっとしっかり話し合えばよかったって思った。



自分の代のリーグ戦で負け続けるってこんな後悔するんだなって、正直ここまで後悔すると思ってなかったからびっくりしてる。



六大戦で慶應に勝って、5月の春の最強決定戦で日体に勝って、練習試合でもそこそこ勝てて、今年はfinal4はいけそうだなって思ってたけど、現実はそんなこともなくて、1勝もできていない。



慶應戦は、単純に力の差を見せられて明治が負けたけど、もったいないファールを防げたらもう少し点差は抑えられてたし、青学戦はクロスチェックで3分マンダウンがなければ、早稲田戦も決め切るところで決め切れてたら、とか。



練習中に少しでも、スタッフが厳しくできていたら、緩い雰囲気とか、だれてしまう時に声をかけて少しでも良い練習を作れていたら。

練習の強度だったり、緊張感、パス1本に対する集中力、シュート1本への質。

客観的に見て思ったこととか全部、具体的に伝えられていたら。



そんなふうに、負けるたびにもっとできることあったんじゃないかなって、すごく、すごく責任を感じた。




早稲田戦の前にコーチにさらっと言われた、


「こんな練習してたら勝てないと思うよ」


がとても胸に突き刺さった。



本当にその通りだと思った。



プレイヤーたちが頑張ってないわけじゃない。

ただでさえ、他の大学に比べて練習時間も多いし、見えないところで努力している人もいると思う。



でも、一回一回の練習で「こんな練習」の雰囲気を作ってしまったのはスタッフにも責任はあるなと思ったし、スタッフリーダーとしてスタッフの質を上げられなかった私の責任でもあるなって。



外から見てても、リーグ戦前の練習でパスミス沢山してるとか、アップに全員揃ってない、パスメニューの最初の方でもちんたら防具つけてる人とか、そういうところ、自分が見えてるところでは注意してきたつもりだけど、上級生中心にちゃんと徹底できてなかった。気づいてたのに、しっかり伝えられなかった。



早稲田戦が終わって、本当にやばいと思ったけど、もう私にはどうすればいいか分からなかった。私にできることなんだろうって、本当に分からなくなった。



今年勝てなかったのは、そういう積み重ねが、大きな重しとなって取り除けなくなった。

そして、負けた後に、自分たちにチームとして何が足りないかをスタッフ含め全員が把握して意識し続けることができていなかった。



慶應戦はちゃんと負けたけど、青学戦も早稲田戦も日体戦も、あと1点、あと2点取れていれば勝てた試合だったからこそ、本当にもったいない。




スタッフの存在意義。

これって多分ラクロス部のマネージャーをしていたら一度は思い悩む人も沢山いると思う。

私も去年、優花と彩乃が幹部になって、自分が部活に与えている影響力ってなんだろう、私の存在意義って何?って悩んだ時期もあった。



その時は、明治にあんまり審判文化がなかったから自分が外にでて、明治に審判文化を作りたいなって。審判の知識をプレイヤーに伝えること、発信することが自分の存在意義だって思ってた。



ASの文化もなかったから少しずつ、マネージャーができるASも始めて、そういうところで存在意義を見出してくれればなって思って今年のスタッフ組織のスローガンも「change」にした。



確かに審判やASも立派な存在意義だし、大事なことだと思う。それに、審判やASを楽しいと思ってやることも、部活を続けていく上で大切なことだと思うから、楽しみながらやってほしいなって思ってた。後輩たちも沢山成長してくれた。頑張ってくれてる。


でも、このリーグ戦を通して、そうじゃないって思った。それももちろん大事だけど、私がこのリーグ戦を通して分かったこと。



それはスタッフの存在意義とは、



「練習中、試合中どれだけ自分の存在感を出して練習を引っ張れるか」



これが本当に大事なこと。これをもっとちゃんと、スタッフ組織に伝えるべきだった。



よく、1球でも多くボールアップしてシュートを1本でも多く打てるように、試合に出れない分しっかりサポートする、チームに貢献するとか、確かにそれも大事だ。でも違う。



ラクロス部のマネージャーって、他の部活と違って、マネージャーが練習の雰囲気を作れるところだと思う。特にウォッチ。どれだけ良い声掛けをして練習を引っ張れるか、どれだけ大きな声を出して試合中のボックスの雰囲気を作れるか。

トレーナーもそう。アップでどれだけ雰囲気をあげられるか。練習中、試合中も声は出せる。



プレイヤーとかスタッフとか、マネージャーとかトレーナーとか関係ない。

練習中や試合中にどれだけ声を出して引っ張れるか。

今日の練習◯◯いたよねって、思ってもらえるような声かけをしているかだと思う。



同じチームの一員として、ちゃんと勝ちに向かって行動しているか。プレイヤーと同じくらい、それ以上に厳しくいられるか。



ラクロス部はサークルじゃない。

体育会の部活なんだから、勝ちを求めるために、スタッフもちゃんとプレイヤーに厳しくあるべきところが、今年は甘かった。私がもっと、厳しくしなければいけなかったのに、できてなかった。私自身も。



日本一に一番近づけた、全学準優勝した時の代の、私の大好きな大好きな、彩奈さんと真珠さんは、そうだった。



あの時の代のスタッフと違うところってなんだろう、って最近よく考える。けどやっぱり1番はプレイヤーに対してスタッフが求めていない、スタッフに対してもプレイヤーが求めていないところだ。




ここまでなかなか長くなってしまいましたが、総じて私が伝えたいことは、


自分の代のリーグ戦で負け続けるってありえないほど後悔するし、本当にしんどいこと。


日本一を目指すには、もっとスタッフとプレイヤーが勝ちにこだわって行動すること。


スタッフの存在意義は、どれだけ自分の存在感を出せるかどうかだということ。




ここまで書いたことは、Aチームだけじゃなくて、BC1年生にも当てはまる。


Bリーグも初戦の日体戦や明学戦は良い試合してたし、惜しかった。勝てた試合だったと思う。

1年生のサマーもαβどっちもなかなか良い試合してたし、もう少しで勝てそうだった。



みんな勝てる実力はあるのにすごくもったいないなって思う。



だから、きついと思うけど、みんな練習してください。練習中のパス1本1本丁寧にやってね。



じゃないと、4年生になった時に後悔するよ。



私はプレーしてるわけじゃないけど、ラクロスって練習すればするほど上手くなるスポーツだと思うから。



日本一を目指せるって聞いて、この部活に入った人も少なからずいるでしょ?



せっかくラクロス部に入ったなら、日本一目指そう。



私が2年生の時に見た、全学準決勝の京都でのボックス。今思えば、あの時ボックスに入れてくれた経験が大きかった。今更ですが、入れてくれた彩奈さん、本当にありがとうございます。読んでくれてるか分からないけど。笑



部活が楽しくない時期、正直結構あったけど、あの時は本当に楽しかったし、今でも鮮明に覚えてる。final4で早稲田に勝った時は本当に興奮したし、震えた。遠征も楽しかった。



みんなにもその景色を味わって欲しい。



だから、



入れ替え戦とか絶対嫌だ、行きたくない。



リーグ戦予選で、1部の大学に1勝くらいしよ。

というか、絶対勝て。



勝って、日本一を目指せる環境を残す。

それが34期の最後の使命だと思う。





最後に、プレイヤーにはとにかく練習頑張れ、みんなならできるよ的なことを書いたつもりなので、スタッフリーダーらしくスタッフに向けて。


一人一人へはここでは恥ずかしいので割愛します笑



37期へ

みんなが入部してから最初の方のスタッフミーツで、37期とコミュニケーション沢山取るって目標にしてたのに、リーグ戦期間ほとんど話せず、育成もフィードバック送れない日が多くてごめんなさい。トレーナーの子達は尚更話す機会少なかったけど、優花にビシバシ鍛えられていると思うのでこれから先も頑張って!みんなにリーグ戦で勝った姿を見せられなくて、ごめんね。



36期へ

入部当初は本当に問題児ばっかりで頭を抱える時沢山あったけど、今では3人とも見違えるほど成長したし、36期と部活で話すの、楽しかった!みんなそれぞれ良いところ沢山あるし、全員自分なりに考えて行動している姿を見る度に私も頑張らなきゃなって思ってました。本当だったら、ねねだけじゃなくて、かなちゃんとゆりともリーグ戦のボックス、一緒に入ってみたかったな。来年、35期のみんながどういう選び方をするか分からないけど、リーグ戦のボックス入れるように頑張ってね!

絶対に36期が1番上になった時はトレーナーもいないし大変だと思うけど、今の3人見てたら全然心配してません。どんなスタッフ組織を作っているのか2年後楽しみにしてるね????????

 


35期へ

35期は人数が多いからこそ、去年はコミュニケーションほんとにあんまり取ってなかったし、正直取るのめんどくさいなって思ってた。けど、代替わりして自分がスタッフリーダーになった時、今年は35期とどれだけコミュニケーションとって、どれだけ同じ気持ちで部活に臨めるかが自分の理想のスタッフ組織をつくる肝になるなって思って、自分なりに沢山コミュニケーションとるようにしたつもりでした。実はね笑

34期はマネージャーは私しかいないから、みんながやりやすい部活にするにはどうすればいいか、みんなが考えてることとか、ちゃんと聞けるようにしようって。私が思ってることもできるだけ伝えられたら良いなって。スタッフミーツのやり方変えたり、代替わりの時とリーグ戦前一人一人と話したのもそう。

だから、みんなが少しでもやりやすい部活になったなって思ってくれていたら嬉しいです。

みんなも1年生の時は、サマーやウィンター見てこの子達後輩で大丈夫かな、、って思う時も少しあったけど、ASや審判も沢山知識増やして成長している姿を見て、頼もしくなったなって思います。リーグ戦も全員ボックスに入れることできなかったけど、文句言わずについてきてくれてありがとう!



そして最後、彩乃と優花。


私は性格的に思ったこと全部顔とか態度に出るし、多分嫌な気持ちにさせたことも沢山あると思う。ごめん。うちらは3人しかいないから練習場所も違う時沢山あったし、特に4年になってからはほとんど3人でご飯とかも行かなくなった。なかなか忙しかったよね。この一年、多分うちら頑張ったよね、うん。笑

3人とも幹部で、それぞれ違う役割を持っていて、悩むことも沢山あったし、愚痴とか本当に色々あったね。

でもやっぱり、ブリオベッカの時、一緒にボックス入って勝てた瞬間に2人がいて良かったなって思ったし、リーグ戦の最後も2人がいるボックスで一緒に勝ってわぁ!ってしようね。写真も撮ってもらおう。で、引退したら温泉でも行こ♨️





最後になりましたが、

日頃から沢山のご支援・ご声援を頂いておりますOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして、土日の休みに来て下さるコーチの方々、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。


OB・OGの方々が遺してくださった強いHUSKIESを、34期の代の底力を、最後の武蔵戦大勝で納めますので今後とも引き続き、応援のほどよろしくお願い致します。



次回のブログは、今年度の主務、石倉彩乃です。

最近の彩乃とのエピソードは、サマーの帰り道、ファミマのフラッペとクレープを食べた後に、つけ麺も食べる大食いっぷりかと思いきや半分以上残して私に「あげるっ」って言ってきたことですね。

彩乃ちゃんの食いしん坊はどこへいったのか、、と思った瞬間でした。そんな彩乃が何を考えてるのか、普段あまり話すとこがなかったので楽しみです!



#MG  加藤加奈



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