自分はラクロスだけではなく全てのスポーツにおいてディフェンスが好きです。
点をたくさん取るチームの方が見栄えは良いけど、泥臭く粘り強いディフェンスの方がかっこいいという考え方です。
実際、中高のバスケ部時代にディフェンスで相手エースを抑える役割を担っていました。自画自賛している訳ではありませんがそれが評価され、愛知国体の練習生に呼ばれるほど極めていました。
1年生の時はバスケをしていましたが、2年生からラクロス部に入り、ポジションを決めるときもディフェンスをやると初めから決めていました。昔のスタイルは今でも変わりません。
下級生まではある程度自由にやっていましたが、では4年になった今、自分には何が求められているのか。
それは貫いてきたスタイルだと思います。
自分はSSDFで粘り強く泥臭いディフェンスを体現します。
地味なポジションで誰よりも疲れるかもしれない。
ロングじゃないから負けても仕方ないと思われるかもしれない。
でも自分が全て止めてみせます。
1つでも多くの対人に勝ち、1つでも多くのボールダウンをさせ、1つでも多くのグラボをすくう。
派手じゃなくていい。
記録に残らなくてもいい。
記憶に残るような選手になるために残りの試合に臨みます。
明治ディフェンスの日本一の粘り強さを誰よりも自分が体現してみせます。
#66 藤山太郎
WRITER:小林來富