平素よりお世話になっております。
昨日の冨井君のブログで、来年のやろうと思っていたことを全てバラされ、今シーズン限りでクロスを置く選択を迫られています、3年SSDMの黒沢明央と申します。
彼とは同じバリスタとして、二人でサウナに行ったり、飲みに行ったり、時にはたわいもない話で電話をしてしまう仲です。
そんな彼には今年、全くゴールを狙っていなそうな顔をしてS字を狙ってくる、通称「しらこS字」に期待しましょう。
まず初めに、日頃より明治大学男子ラクロス部をご支援いただいている全ての皆様に深く御礼申し上げます。
トイレとかで何もする事がなくとりあえずTIKTOKを見る、そんなひと時にこのブログがお供できたら幸いです。
「一番やばいのはあきおだってあさひと話していたよ」
来年度主将候補の同期に言われた一言が僕を突き動かしました。
去年の自分は、リーグ戦でボックスに入ることができたものの、プレー時間は多くなく、同期達が試合に出る姿を眺めている事が多かった。
何かを変えなければいけない。
そんな思いを胸に、自分にしかない武器を作ろうと新シーズンはオフェンスとして迎えました。今まで、ディフェンスしかしてこなかった自分にとって、それはとてつもなく刺激的な毎日でした。
ゴールに最も近いポジションを選択した私は、自らの武器である足を使って、オフェンスのデビュー戦で得点を決めるなどとても充実していました。
程なくしてAチームに上げて頂き、昨シーズン憧れの対象として見ていた、そうしさんや、あさひなどとプレーしていた私は、大きな喜びで満ち溢れていました。
もしかしたらこのままオフェンスとしてやれるかも知れない。そう思っていた矢先、自分はBチームに降格しました。
2024年が始まり、Bチームのメンバーとしてプレーする日々。今年はどうなるだろうな。まあこのまま、今年はなんとなくオフェンスを続けて、来年最終学年で試合に出ればいいや。
私は全てのモチベーションを失い、練習でも力を発揮できない、試合でも結果を出せない、無気力でした。私生活でも部活中心ではなく、友達と遊ぶことなどを優先していました。
そんな時に文頭で述べた出来事がありました。
自分ってこんなに落ちたんだ。
周りから見ても分かるぐらいに今の自分ってダメなんだ。
後は這い上がるだけだ。オフェンスをやっていた半年間で、楽しい時期や辛い時期、とてつもないどん底に落ちた時期を経験した自分だからこそ、チームに与えられる何かがあるはずだ。
私は再びディフェンスとして、真剣にラクロスと向き合い、リーグ戦に臨む覚悟を決めました。
仲間達と本気で上を目指すあの日々を過ごしたい。
私は、Aチームに上がり、仲間達と挑戦できるチャンスをもらいました。
自分にしか出来ないことをやる。守から攻の切り替えでブレイクを作り出しチームに勝利をもたらします。
半年間オフェンスで揉まれてきた経験は伊達じゃありません。
チームに貢献し、大好きな同期、そして何よりも私が一年時に体験会でみた、憧れの先輩、そうしさんと共に戦う。
勝ち続けて、自分がラクロスを始めてこのポジションをやると決めたきっかけとなった、壁友だった超絶イケメン先輩隆之さんと同じ景色を見に行きたい。
天下のお膝元とも言われた新丸子で壁当てをしていたせいで、非常に慶應の友達が多いです。
ぶっ倒します。情なんてない。
勝ちましょう。
明日は、2部練は絶対しないという強い決心を持ち、日々グループディスカッションの練習だと言って消えていく、傾聴力カンストの漢、渡辺ひなたです。
#13 黒沢明央