まず、いつも休日を返上して御指導して下さるコーチの方々、応援してくださるOB.OG、保護者の方々、いつもありがとうございます。
この場を借りて御礼を申し上げます。
今日までの部活を振り返ると、きつい事ばっかで、ほんとよくやってるなって思う。
何度友達の遊びを断ってきたか。
大学4年間っていう時間は決して惰性だけで続けられるものじゃなくて、目標に向かって頑張ってる同期、後輩、スタッフがいたから自分も負けてられないって続けて来れた。
サウナも一人じゃ8分しか入れないけど友達と入ったら12分いけるでしょ。
でもこれって結局他人ありきのモチベーションで、自分主導じゃない。
つくづく自分って弱いなって思うし、自分もそうだなって思ってる部員も多いと思う。
自分一人でも高い目標とか熱量を持ってやっていくって相当大変なことだし、意識して誰にでもできるような、そんな簡単な事じゃないと思う。
だからこそ1人でガンガン引っ張ってくれる心平とか海斗を初めとした幹部たちは本当に凄いし、同期としてまじで誇らしい。
あいつらがキレててなんなん?ってなる時もあると思うけど、それはチームを勝たせなきゃいけないっていう使命感だったり、勝利に対する不安を人一倍抱えてくれてるからこそであって、日本一を目指してる以上、彼らに文句言う資格なんて絶対にないし、周りの人間はその想いを汲んで広げていかなきゃいけない。
いつまでもやれって言われたからやるとかダサいでしょ。
心平よりダサいって悔しいでしょ。
部活外での心平のダサい話を少しすると、
「ラントレやだ」とか「雨渋い」「生田渋い」「腰痛い」とか言ってて、
やっぱり彼も人間なんです。
主将含め幹部から1年生、スタッフまで、練習はもちろんきついし、もれなく全員自分なりの悩みとか辛さを抱えてる。
それでもみんな毎日早起きして棒振り回してる。
他に楽な選択肢なんていくらでもあるのに。
こんな辛い想い共有できる仲間は人生でもうできないし、特に同期は腹立つ人ばっかだけど一生関わっていきたい人達でもある。
そんな仲間たちと日本一になって、みんなで泣いて抱き合ってる姿想像したらこれまでの悩みとか辛いこととか全部吹っ飛ぶはず。
これ心平がよく言ってたことだけど、想像できない人はYouTubeで
「明治大学男子ラクロス部 〜入れ替え戦へ〜」
って調べて最後まで見てほしい。
一部昇格の瞬間、ビデオ撮ってるスタッフが泣いてて、プレイヤーもスタッフもグラウンドでもみくちゃになってる。
これが日本一だったら。
まだ始まったばっかり、
気合い入れてこう。
※心平のことが好きなわけではないです。
#19 脇山健太