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2025

Bリーグ決起ブログ〜中村聡汰〜

まず初めに、日頃より明治大学男子ラクロス部に多大なるご支援をいただいている保護者の方々、OB・OGの皆様、そして全ての関係者の皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。皆様のご支援のおかげで、日々全力で活動することができています。



平素よりお世話になっております。36期の流行語を生み出す創造主、小島くんから回ってきました、3年DFの中村聡汰です。



彼の類まれなるワードセンスには日々、驚かされます。ですが、春川くんと共にいつまで経っても私が出す車の定刻に来てくれません。こちらとしても対抗策をそろそろ考えなければと思っているところです。試合では、車で人を待たせるのと対照的に相手DFを置き去りにするキレキレのダッジにご注目ください!





日々、ブログ係として他の人のブログを読んできましたが、今回、初めてブログを書かせていただくということで、拙い文章かと思いますが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。









慶應戦、勝った。





あの試合は、OF・DF共にベストを尽くすことができたと思う。



あの日、自分たちは確実に、言葉通り一致団結していた。全員がただひたすらに「勝利」に向かえていたと思う。




なにより合宿の成果が形として出たのが嬉しかった。




個人的には初戦の東北戦はボックスで見ているだけ、2戦目の中央戦は本職ではないSSDMとして、そして3戦目にしてやっと自分の本職としてロングを持って試合に出れたことが嬉しかった。




冷静な気持ちでこの試合を振り返ると自分のターニングポイントとなり得る出来事が起きた。




第4Q、ラスト30秒。スコア5-4。

慶應ボールから始まるセットディフェンス。



最後になるであろうディフェンスに向かう途中、いやその前のタイムアウトで集まっているときから心臓が飛び出そうなくらい緊張していたし、瑞樹に「行ける?」と聞かれた時、「無理、代わって」の6文字が頭をよぎり、なんならどう言うかまで考えていた。でも、ここでそう言ってしまったら期待してメンバーに入れてくれたであろう大吉さん、空弥さんに申し訳ないし、顔向けできない。




なにより自分自身に負けてしまう。




そう思った。

最後は気持ちなのだと思うことにした。

結果的に、自分で行く選択をしたのは間違いではなかった。







合宿の途中から怪我人やらなんやらでBチームに上げてもらい、そこから1週間ほどではあるが、慶應戦に勝つことにフォーカスして、練習に臨むことができた。ただがむしゃらに。





それまでの自分といったら、それはそれは情けなくて振り返りたくないけど、清算するために少し書かせてください。



シーズン始まってからBとCを行ったり来たり。



2週間ごとにチームが分けられるシステムになり、Bにいる2週間こそ練習に身が入っていたが、Cにいる2週間はモチベーションがあまり高くなかった。チーム分けに一喜一憂していた。



Bにいる期間に、かわいい後輩の葛西から「Bにいるときのほうがいきいきしてる」と言われたことがある。内心「そりゃそうだろ」と思いながら、こういうところが自分の良くないところだと思った。Cでも腐らずラクロスに真摯に向き合っている人はたくさんいるのに。




B六大戦こそ2試合出させていただいたけれど、あれは実力なのか今でも甚だ疑問だ。




六大戦期間が終わってからは本当につらかった。Bには全く上がれず、Cにいる期間がとても長かった。このまま、Cでシーズンを終えてしまうのでは、とすら思った。




後輩がどんどん上手くなるのを見て、自分は全然上手くなっていない。焦燥感だけが募っていく日々だった。




なにかきっかけがあったか、と言われたら分からないが、自分の中で出来ることとしてかっちゃんがいつも褒めてくれるパスキャ、グラボ等の基礎技術、組織での発信は何が何でもミスってはいけないと思うようになった。




自分の中で苦手分野である対人は大吉さんからLINEでフィードバックをもらえたのがとても大きかったと思う。どれだけ練習に身が入らない日でも、大吉さんは動画見てくれるし、大吉さんに弱すぎる対人は見せられないと思うようになった。





本当ここ1ヶ月ぐらいの話だけど、今振り返ると自分のなかで少し意識が変わった気がする。




この甲斐あってか、合宿途中でBチームに上がることができた。



もう過去の自分とはおさらばしたので、Bに上がったここで満足するような人間ではありません。




普段から自分語りをするようなキャラではないと思いながら、書いていて恥ずかしくなったのでこの辺で辞めにします。笑




正直、自分はまだBの戦力と言える人材ではないかもしれない。それでも、自分はやるべきことをただひたすらにやるしかないのだと思う。




次の早稲田戦、自分に与えられる時間は多くはないかもしれない。




ロングを持っているなかで1番小さいけれど、




練習中同期を始め、いろんな人に揶揄されてきたけれど、




周りを見れば頼もしい仲間がたくさんいるから




何も心配することはない




あとはやるだけ




周りより小さい背中に大きい22番、見ていてください









ここからはお世話になった学生コーチの道を選んでくださった4年生にメッセージを書かせてください。



かっちゃん

いつも笑顔で褒めてくれるかっちゃん。去年から同じチームでやってきて京都流のボケは未だにウケる回数の方が少ないけどたしかに練習が和やかになってたと思う。接点系ショーディー好きでした。


くうやさん

常時小4の加茂くん。クリライとかフルフィになると急にめっちゃ真面目になるけど。練習中毎メニュー毎セットいじってくるのはしつこいよ。いつになったら大人になってくれるんだろうか。


やじさん

去年のCを語る上で欠かせない存在。あなたがいなかったら、今ごろ全員腐ってました。やじさんには感謝してもしきれません。最近、話す回数も増えて、褒めてくれることも増えて嬉しいです。


大吉さん

対人のフィードバック本当に嬉しかったです。最近では、メンタル面をよく指摘してくださって、良くも悪くも染まって日本男児になれるようがんばります。


けいたさん

最近練習で見ることが少なくなって寂しいです。1on1入るとき毎回やる気なさそうで、オフェンスの悪口を言ってたのはいい思い出です。明立戦のあの活躍ぶりは忘れません。


はしはるさん

いつもわざとなのか本当に忘れているのかウィングに名前を載せてくれないけど、念願叶って、明立戦のウィング一緒にできたことは本当によかったです。期待に応えられるようにがんばります。




他にも



いつから仲良くなったのか分からなくて、いじりが雑なDFリーダー。

去年の親子班で何もしてくれなかった人。

パスしてなくても「ナイスパス」って言ってきたり、なんでかエキを褒めてくれたりする人。

去年のCロングを育成してくれた口数のあまり多くない人。




練習中ニヤニヤしながら励ましてくれる、先輩で唯一同じ学部の人。

車に乗ってもらった(?)、地元が一緒で、もはやお世話したんじゃないかって人たち。

めちゃくちゃ話しやすくてクロスのテーピング巻いてくれる、声の大きい人。




みんなみんな、感謝してもしきれません。

直接言うのは気恥ずかしくて、そのときが来たとき、言えるか分からないからまずはこの場を借りて。



ありがとうございました。









さあ、早稲田戦

勝ってFinal4へ繋げよう。





勝ってまたみんなで笑おう。





学生コーチの道を選んでくれた4年生に恩返しするために。





俺たちならやれる。







次のブログは、去年Cチームとして共に戦った宮田くんです。




今シーズンに入り、活躍の場をAチームにまで広げた彼。最近、他責やらエセパッションやら言われているみたいですが、練習中、BDFをまとめ、引っ張る姿は本物です。そんな彼のリーダーシップ溢れるブログに乞うご期待です。



#22 中村聡汰


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