平素よりお世話になっております。
まずは日頃より弊部に多大なるご支援・ご声援をいただいている全ての方へ感謝申し上げます。
ハスキーズ随一の陰湿さでおなじみ菊永さんから回ってまいりました、4年SSDMの丹羽一冴と申します。
彼はあまり表向きに発言をしないタイプですが、人が少ないときにぼそっとする発言は、人一倍毒があります。この毒針を刺された部員は数知れません。
最近聞いたのですが、高校時代は休み時間に机に伏せて寝ているふりをしていた彼。周りが面白いことを言ったら、伏せながら笑っていたようです。かわいい一面もありほっこりしました。
そんな彼ですがプレー中はひと際輝く頭脳をもっています。私たちが全学に駒を進めるためには、彼の活躍なしではたどりつけないでしょう。
4年生にもなってお恥ずかしいですが、私は今回が最初で最後のブログとなります。私のブログを待ちわびていた「非常」に多くの方々、お待たせしました。どんなことを書こうか、はたまた国語力から磨くべきなのか。
そんなことを考えていたら期日も近づいてまいりましたので、入部から今に至るまで、ラクロス人生をざっくばらんに振り返りたいと思います。
入部
地元の先輩がラクロスをしていたことが、私を駆り出したきっかけだ。受験期の夏にどんなサークルがあるのかを調べていたが何に対してもピンとこなかった。しかしラクロスをしている人がいると母経由でふと小耳にはさんだことが、人生を大きく左右する選択を生んだ。
その大学のPVを見たときの衝撃はまだ鮮明に覚えている。激しさ、観客の歓声、勝った時の喜びなど、すべてが私の心を射抜いた。
1年
同期にくらいつくためにあがいた1年だった。サマーではαに絡むことのない生粋のβだった。αの試合のたびに内海がいじめられているのを見て、正直上がりたいという気持ちは少なかったが、実力が同期より劣っていることに対して焦る日々が続いた。
11月ごろに一橋戦で劇的ゴールを挙げて、ウィンターではショーディーとしてだが試合に出ることができた。宮田くん、いつまでもこのゴールを忘れないでネタとしてこすってくれるのは君だけです。
2年
ラクロス人生のターニングポイントだ。2年のリーグ戦はBのベンチを温める日々が続いていたが、4年生がごそっと抜けた9月からの新シーズンでは、もしかしたらAに絡めるかもしれないと心躍っていた。そんな矢先ショーディー廃止の通達。LINEに送られてきたチーム分けにCチームオフェンスに名前があった。これからどうするのか、寝られない夜が続いた。そんなときに情けない私に対して、みきが心配そうな顔で話を聞いてくれたことは頑張る勇気を与えてくれた。
そこからOFとして上達するために多くの先輩を頼った。始めはあまりに見るに堪えないOFだったのかもしれない。そんな私を見放すことなく、一緒にミーティング、練習でのコミュニケーション、関わってくれた後輩たちありがとう。今はいないけど飯村から非常に多くのことを学べた気がします。
3年
オフェンスをしていたため六大戦では絡めなかったが、夏合宿の1週間後から念願のAチームに召集された。すぐに親に電話するほどうれしかったが、待っていたのは地獄のような日々だった。ミスをするたびにみつきさんの怒号、たかしさんのあきれた表情。明らかに私だけがついていけていない現実を突きつけられた。初めてグラウンドに行くことが怖いと思った。
だがそんな恐怖が私を変えた。それはBチームにいる後輩への関わり方である。Aチームの最も底辺にいるからこそ、Bチームの後輩たちと最も近い立場で話すことができる。Aで学んだことをBに伝える架け橋になりたいと強く思った。この考えが、今よくカテゴリーが違うチームに顔を出したり、遊野、寺山、京樹、平林とよくZoomを繋いで話し合っているきっかけとなっている。
偉そうに教えているわけではない。むしろ、上手くいかずに心が折れそうな自分を、必死に努力する後輩の熱い姿勢が救ってくれていたのだと思う。元気で前だけを向き続けるそんな後輩の姿が、逃げ出したい練習へ向かう足を前に進めてくれた。
初めてのリーグ戦は8月の獨協戦だった。アップのパス回しですら手が震えていたあの感触はまだ残っている。出場時間は多くはなかったが、リーグ戦の緊張感を3年生の段階で知ることができたこと。これが一番の財産になった。
その後はボックスに入っていたが、特等席で見ている観客に過ぎなかった。自分の手で勝たせられない無力さ。圧倒的な先輩たちの背中を、ただ追いかけることしかできなかった。
入れ替え戦までの2カ月。1勝の重みを毎日のように実感した。練習内容はもう覚えていないが、負けたらすべてが終わる絶望感に縛られながらプレーをする仲間の姿を鮮明に記憶している。勝てたことには安堵したが、2度とこんな経験はしたくないと覚悟を決めたそんな1年であった。
4年
強靭な先輩たちが抜けた後のDF陣。誰もがやばいと口ずさんだ。先輩には2部に落ちるのではないかという人もいた。
そんな不安の募る状態から始まった新シーズン。六大戦では1部校相手に敗戦し、焦りを覚えた。特に慶應相手に歯が立たず、その試合で何かバリューを出さないといけないと必死だったことは今でも忘れられない。
勝つには相手より一点でも多く掴み取ればいい。単純であり、難題である。
その難しさは去年の入れ替え戦で知ったはずなのに、またもや思い知らされた。
こんな状況のチームを再建してくれたのはしんた(新大)だったと部員であれば口をそろえるだろう。正直この主将なしでは今のチームはない。
強度、規律、勝ちへの執念。ここまで引き上げた主将についていくのに精一杯で申し訳ないと思っている。この辺の道のりは話すと長くなるのと、私が何もできない平凡な人間であることが露呈するのでやめておこう。
スポーツは勝たなければ意味がない。後輩がどんな試合内容だったか嬉しそうに聞きに来る姿、見に来ようとしてくれる人が周りで増えてきた事実。試合会場に溢れる笑顔。徐々に試合で勝てるようになり、このような光景が垣間見えて改めて感じていることである。
戦う意味はそこにあると思う。見てくれる人を勝ちという結果で、熱狂させ、活力を与えるのだと。
また今まで辛くても朝早く起きて練習に向かった日々の答えはここにある。スポーツを引退した人、体が不自由で動けない人、スポーツマンに憧れを抱く人。関わる全ての人を幸せにするために。
特に1年生は早起きに慣れてなくてつらいと思うけれども、毎日自分と格闘し、試合で戦うことの意義を考え、想像すると、やめたい気持ちが少しばかり収まるのかもしれない。
最後に1つ。
この4年間で確信したことがある。
それはどんな選択も必ず正しいと思える日がくるということ。
大学に入る前までにも、数えきれないほどの後悔をしてきた。だがそんな後悔ひとつひとつがいま目の前を囲んでくれる仲間に巡り合わせてくれた。一歩踏み出して挑戦したうりぼう合宿、話したことのない先輩にプレー動画を緊張しながらも送った1通のLINE。些細な決断が今を生きる、今をプレーする礎になっていると感じている。
去年入れ替え戦に進んでしまったことも、六大戦に負けてしまったことも。今となっては良かったと思えてしまう。
だがここから先は違う。勝ったからこそよかったと思える空を見たい。
負けても正解になってしまうが、勝っても正解になる。
志高く、戦い続ける者である以上勝つしかないだろう。
勝てばFinal4に大きく前進する大一番
今年の明治は今までと違う
六大戦の敗戦を経て、大きく、そして強く成長してきた
勝つためにはなんだってする
次の中央戦
観客を、舞台を夢見る後輩を、そして自分たちを
勝って湧かせよう
そして
明治が歩む道の先には何があるのか
一緒に見に行こう
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方々お待たせしました。感謝をお伝えするコーナーです。
36期
入部当初は明中ピンポンズや、仲良くないのにパーソナルスペースに食い込んでくる中井がいたりと、こんな人たちと仲良くなれるか不安でしたが、今では胸を張って仲がいいといえる同期です。最近ではイーフトのために夜遅くまでZoomを繋ぐなど、オフザピッチでの関わりが増えているため少し供給過多な気もします。全部の試合に勝って一緒に喜ぼう。
ADF
本当に居心地のいいDF陣。威厳のないはるこうを筆頭に、ボケもツッコミもできないみずきや最近先輩をなめているOTAがいて、鈴木里樹がなぜかいて、練習の反省時間が毎回楽しみです。来年食い込んでくる後輩にも仲良くしてあげてね。
スタッフ陣
プレイヤーよりもつらい仕事だと思ってます。毎回走ってスクイズを届けてくれてありがとう。ほとんど話したことのないマネージャーが多くて、私のことを知らないと思うけど、カピバラみたいなやつがいたなくらいの感覚で覚えていてください。
たいすけさん、よしさん
ラクロスでも私生活でもお世話になりました。先輩方のような屈強な背番号5にはなれていませんが、肩を並べられるように頑張ります。また試合を見に来てください。
両親
上京したことだけではなくて、ラクロスまでもサポートしてくれてありがとう。高校のときくらいから宣言していた回らない寿司に連れていくことは、あと1年もせずに叶えられそうです。楽しみにしていてください。
次はハスキーズ屈指の人気者、山本結莉さんです。彼女の明るい性格と元気あふれる笑顔からパワーをもらっている部員も多いことでしょう。結莉の親衛隊が結成されていることにも納得です。そんな彼女は人一倍ハスキーズを想い、私たちをサポートしてくれています。最近ではサマーで躍動する一年生を見て、目をキラキラさせながらその時の状況を話してくれるほど。
さてハスキーズを愛してやまない彼女がどんなブログを書いてくれるのでしょうか。お楽しみに。
#5 丹羽一冴

