お世話になっております。
ハスキーズの裏ボスこと、村井真奈美さんから回ってきました、3年副将の松本新大です。
私生活においては、他の追随を許さない独創的おもろさを展開しながらも、仕事のことになれば毎度10手先を読まれているかの様な真奈美さんのシゴデキぶりにはいつも頭が上がりません。ここまで自分達を、そしてハスキーズをたくさん支えてくれてありがとうございます。最後まで、一緒に走り切りましょう!
まずはじめに、この場を借りて平素よりハスキーズに多大なるご支援、ご声援をくださる皆様に心より感謝申し上げます。皆様の期待、歓声に応えられる様、残りのシーズンも本気で走り抜きたいと思います。
ありがたい事に、僕はブログを書くのが5回目となりました。書くことがそろそろなくなるんじゃないかとも思いつつ筆を進めようとすると、ここまでに経験した感動や嬉しさ、悔しさやそれらを含めた複雑な感情が募り、毎度書き足りないと感じます。それほどまでに、自分に充実感を与えてくれたハスキーズが本当に好きで、感謝しているし、部員は勿論、OBG、支えてくれている全ての方々に、同じ様にハスキーズを通して幸せを感じてほしい。そんな思いも、自分を突き動かす原動力になっています。
このブログでは、自分自身の、ここまでのこのシーズンを振り返ろうと思う。
ここまでのシーズンは、決して楽な道のりではなかった。
新シーズンの立ち上げから、新4年生のミーティングや話し合いに参加し、生意気ではあるが後輩ながらにたくさん自分の想いを伝えた。自分の事を受け入れて、背中を押してくれた先輩達、幹部陣の存在が凄くありがたかったし、その期間を通して、この代も自分の代だと本当に思う様になり、自分自身先輩達に負けていられないと、そう強く思って始まった今シーズン。
しかし、現実は甘くはなく、
シーズンを概観すると、自分個人としては、副将という立場を預かっておきながら、大した結果を残せない、実力のない自分の弱さと向き合い続ける、そんなシーズンだった。
今シーズンに入ってから、副将という立場でチームに関わっていく中でたくさんの学びがあり、ありがたい事に組織づくりに造詣の深い社会人と方々と話す機会をたくさんいただき、沢山のことを学ばせていただいた。自分なりにも考える事が増え、こうしていきたい、こうあるべきだという考え、理想が膨らんだ。
ただ、そんな理想は膨らむばかりで、現実にはまず一選手としても結果が何も残せない。
u20は選考から漏れ、六大戦でもチームを勝ちに導く様な活躍ができる訳でもなければ、その後の練習試合の内容は散々。シュートを期待して貰いながら、やっすいシュートを打ってゴーリーセーブされた数は数知れない。
4年生を凌ぐくらい、自分がチームを引っ張る、活躍する、そんな気持ちでスタートをきった今シーズンだったが、蓋を開けてみれば結局4年生頼り。自分は何もできず、試合のたびに、結局四年生頼りだと痛感するとともに、どこかそこに仕方なさを感じている自分が情けなくて仕方なかった。
だからこそ、にこにこしながら点を量産する朝陽さんが大活躍する度に、単純な嬉しさや尊敬は勿論だが、本当にそれでいいのかという悔しい気持ちが入り混じって複雑だった。
新シーズンの初めから、練習中誰よりも声出すとか、ラントレ誰よりも頑張るとか、こぼれ球死ぬ気で追うとか、そういう泥臭い部分では先輩達にも絶対負けたくなかったし、そんな姿で示せるプレーヤーを目指していた。
今になっても、勿論そこは変わらない。
ただ、当時の自分にとってそれは、幹部ではありながらも、プレーでは四年生の先輩方に追いつけない、同期の中でも突き抜けて上手い訳でもない、試合で点決めまくったり、大活躍することもできない、そんな事にどこか仕方なさを覚えていた結果の、ある種の逃げ、安心材料にもなってしまっていたのだ。と今になって思う。
責任のある立場に立つからには、結果でも示さなければならない。そう痛感していた当時、今まで大事にしていた自分の軸さえもぶれてしまう様な感覚だった。
怪我で1月ほど練習から抜けていた事もあって、その時期は悶々としていた。
だけど、そんな自分の目を覚ましてくれたのは、オフェンスチームのみんな。
翔生、凌吾、大輔をはじめとした同期のオフェンスが、自覚もって先輩より活躍してやろうと頑張る姿、そして何より、そんな自分に対して、期待していると、早く戻って来いと声をかけてくれた4年生達。
色々な人に感化され、リーグ戦までには絶対に良い形でチームに戻ろうと思えた。
みんな、本当にありがとうございます。
そんな、反省と気持ち面での進化を経て、リーグ2戦目から復帰したが、個人としても目に見えた活躍はできずチームとしては非常に苦しい展開を強いられた。
3戦目にして勝ち点がつかず、
勝てない理由も結局、朝陽さんがいないから。自分達が、何もできないから。
結局何も変わっていない。そして、3戦目が終わっての状況に、チームが追い込まれるきつさ、しんどさをひしひし感じた。本当に辛かった。
負けたら入れ替え戦確定という状況で臨む東大戦は、大変な試合だった。朝陽さん頼りにならず、入れ替え戦に行くかの命運を、他のメンバーが、下級生が、自分達が握らなければならなかった。
そんな思いで練習に取り組んで、結果として、自分もギリギリ得点に絡みながらの辛勝。
個人としても、十分満足がいく結果では勿論ないが、なんとか、首の皮一枚繋がった。そして何より、チームとして久々に味わう勝ちは、なんとも感動的だった。スタンドを含め、ここまでのうまくいかない期間、自分を支えてくれた、一緒に走ってくれたチームメイトのみんなと、共有した勝利の味わいは格別だった。
自分語りが長くなってしまったが、自分はそんな思いで今シーズンに向き合っている。
長く拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。
次は、中央戦。
チームが崖っぷちである事には変わりない。だからこそ、今、俺は負けない為の戦いではなく、勝つ為の戦いをしたいと思う。
入れ替え戦に行かないために負けられないのは、そうだけどそうじゃない。
兎に角、リーグ戦最終節、”勝つ事”に拘る。チーム全員で勝って、全員で勝利の喜びを分かち合いたい。そんで、全員で馬鹿みたいに騒ぎたい。
その勝利の一端に貢献できる様、死力を尽くして闘います。
140人全員で、絶対に勝とう!!!!!!
次は、今シーズンのハスキーズを象徴するガラスのエース、山崎朝陽さんです。
試合中の頼り甲斐とは裏腹に、普段はとても優しくて割とちゃらんぽらんな朝陽さんには、エースとしての自覚もっと持ってくれや。と思う事もありましたが、いつも圧倒的な実力を見せつけられる度に流石だとしか言いようが無くなります。朝陽さんに追いつこうと、ずっとその背中を見て走ってきましたが、背中は遠くなるばかりでした。部活内外でもたくさんお世話になった、本当に尊敬する先輩です。
次戦では、俺らがいっぱい点をとって、朝陽さん今日は要りませんでした!と笑顔で言えるように頑張ります。
#12 松本新大