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2025

リーグ戦決起ブログ〜内藤晴香〜

平素よりお世話になっております。

飯塚椿から回ってきました、4年スタッフリーダーの内藤晴香と申します。


つばきとは、1年間本当に色々な話をしてきました。

リーダーという道を歩む者同士、立場上なかなか他の人には見せられない弱さを曝け出し、素の自分を見せられるかけがえのない存在でした。

たっくさん支えられてたよ、ありがとう!!

あとちょっとだけど一緒に頑張ろうね



まず初めに、日頃より明治大学男子ラクロス部をご支援、ご声援頂いている全ての皆様に感謝申し上げます。

皆様の存在あってこそのHUSKIESというのを、日々ひしひしと感じております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。




遂に38期にも「はるかさん入学前からHUSKIES決めてたって本当ですか?」と聞かれてしまったので、そこも含めて私の4年間を振り返りたいと思います。




「リーダーは2度とやらない」


中学時代部活で部長を務めた後、そう決めた。

昔からみんなを鼓舞して引っ張ったりするのが好きだったし、実際そこを買われて部員全員の多数決で部長に決まった。

でもいざ長となると圧倒的実力があるわけでもなく、実力不足からくる自信のなさでみんなの顔色を窺ってばかり。リーダーらしいことなんて全くできずに終わった。


その苦い思い出から、高校は週1.2程度の活動しかない緩く楽しめる軽音楽部に入った。毎日ほんとにゆったりと時間が過ぎていった。それはそれで楽しかったし気が楽だった。



でもいつもどこか、物足りなさを感じてモヤモヤしていた。


今思えば、本気になれる場所が欲しかったんだと思う。




そんなある日、本当に偶然、HUSKIESの動画を見た。

『日本一』

その言葉を見て震えた。


誰よりも頑張ってきたと自信を持って言えるものがなかった私を、「日本一」という目標が、達成体験が、情けない自分を変えてくれるかもしれない。



そんなこんなで入学する前に新歓アカウントに自らDMを送り、チラッと見学行った程度で入部を即決。


当時稀に見る行動力で入部したものの、いつ目標立ててもどこか悲観的で、どうせ無理なんだろうなあとか思ってしまう節が多々あり、それはHUSKIESに入った当初も同じだった。



そんな私の杞憂を打ち砕くように、'22シーズンでFINAL4勝ち抜いて全国決めた時は、間違いなく人生で1番興奮した瞬間だった。



これって私が目指していい目標なんだ

本気になっていいんだ



そこからはもう無我夢中で部活に打ち込んだ。

全ては大好きなHUSKIESのみんなと日本一を獲るため。原動力は本当にそれだけだった。



3年生になって、自分たちの代のことを考え始めた時、同期スタッフに「スタッフリーダー晴香じゃない?」と言われてドキッとした。

前述の通り、リーダーになろうなんて考えは微塵もなかったし、2年までは35期MGの中でも大して目立つ存在でもなく、リーダー候補として名前が上がることもなかった。


'24シーズンが終盤に差し掛かり、和泉でラストシーズンについて同期スタッフで話した時も、ギリギリまで渋っていたのをよく覚えている。


同期が9人もいる中で、自分は審判の才があるとか、仕事が圧倒的にできるとか、これといった強みがないのに私でいいのか。そんな気持ちがぐるぐると自分の中を巡り続けた。


それでも、日本一になりたい気持ちは誰よりも強い自信だけはあって、組織を引っ張るのは私だという気持ちが次第に強まっていった。みんなの後押しもあり、過去の自分を打ち破ってこのチームを勝たせるんだと覚悟を決めて、リーダーを引き受けた。



'25シーズンキックオフ後はとにかく必死だった。



スタッフはどんなに足掻いたって点は取れない。

だからこそ、フィールドに出るプレーヤーが試合で100%以上の出力を出せるように、プレーだけに集中できる環境をどの代よりも追い求めた。


その為にプレーヤーの考えてることや部活との向き合い方を知りたかった。

書記役やるとか暇だからとか、適当に理由つけてプレーヤーのポジ別ミーツに参加したり、戦術を話し合うコーチ+プレーヤー幹部のミーツにしれっと同席したりしてたのも、みんながどんな想いを持ってHUSKIESにいるのか、日本一を目指すのかをちゃんと本質的に理解したかったから。

これまで固定的だったメニュー時間も1分単位でスタッフみんなで吟味した完撤ギリギリの練習時間設定。(いつもシャワーの時間短くてごめんなさい)

最高学年になって圧倒的に増えた2部練も、なんなら喜んで行ってた。ABCチーム関係なくみんながそれぞれの向き合い方で頑張ってるのを見ることができて、その度に勇気をもらってました。

ありがとう。


下級生の頃から「スタッフ」と「プレーヤー」という壁をどこか感じていて、それをずっと壊したかった。役割は違えど、HUSKIESの一員として、立場の垣根を超えて全員で日本一を獲りに行く。

スタッフだからとかって1歩引くなんてことは絶対したくなかった。


春合宿や定期戦など、今年から始めたことも多い中、自分の無能さや要領の悪さに度々打ちひしがれ、業務終わらず閉門間際まで入り浸ってた大学でしょっちゅう泣いてたけど、その成功が日本一への大きな1歩になると信じて必死に食らいついてきた。




それでも、勝てなかった。

日本一どころか、リーグ戦を経るごとにどんどん目標が下がっていく状況。


FINAL4の可能性が消えた瞬間は、4年間の全てが否定され、無駄に感じられた。




日本一になりたかった。

勝ってスタッフが1年間やってきたこと、自分の4年間のHUSKIES人生を正解にしたかった。




このままじゃ終われない。

勝ちたい。このチームで絶対に勝って笑顔で終わりたい。


みんなきっとそう思ってる。

まだまだ答えが見つからないことも多くて本当に苦しくて、歩みを止めてしまいそうになることもあるけど、

下向いてる時間なんてないよ!顔上げてこう!どんどん声出していこう!

今この瞬間から全てを正解にしていこう。

まだまだ勝利のためにできることは山ほどあるよ。

全部やって、応援してきてくれた人を喜ばせよう、みんなで笑おう!




最後にみんなに少しずつメッセージを残したいと思います。


38期

サマー、αβどっちも本当に感動しました。チームとして勝てない状況が続く中で、38期がフレッシュに純粋に勝利を追い求める姿は上級生全員の刺激になったと思います。これから沢山悩み苦しむと思うけど、4年間は本当にあっという間だから、後悔ないように自分たちらしく突き進んでください!ウィンター応援行きます!


37期

モチベーションすごく難しい時期だと思う。私自身もうまくいかないこと、悔しいことが1番多かった気がします。でもここが最大の成長ポイントだったのも確か。うまくいかない、悔しい、で終わらせない。先輩追い越すんだくらいの勢いで今からガチでやろう。何気に仲良い子、可愛いヤツも多いから応援してるよ!笑


36期

2部練仲間だと勝手に思ってるしょうや徳を始め、ラクロス好きが多い36期。最近はABCチーム問わず、練習内外で自分の意見を持ってぶつけ合う姿が増えて、頼もしくなったなと思うとともに身が引き締まります。来シーズンからスタッフも減って運営体制大きく変わると思うけど、みんなで支え合って頑張って!'25シーズン残りわずかだけど35期と一緒にもっと盛り上げていこう


35期

本当にこの代で良かった。みんなと出会えたことは、誇張でもなんでもなく、人生の財産です。4年間あっという間すぎて、嫌でも毎日会ってたこの日々も残りわずかだと思うと本当に寂しいし、何より、最強なはずの35期で日本一を獲れなかったことが1番の心残りです。

でも、私たちまだまだやれるよね!絶対勝てる、いや勝つ。勝ってみんなで顔くしゃくしゃにしながら校歌歌おう。HUSKIESにしか大学の友達いないので引退後も末長くよろしくね笑


スタッフのみんな

頼りないリーダーなのに1年間ついてきてくれて本当にありがとう。私が頼りない分、みんなが主体性持って動いてくれることが増えて、自分の情けなさを痛感しつつ嬉しくもありました。

このメンバーで頑張れてよかったと心の底から思っています。みんなのリーダーでいさせてくれてありがとう。

'25シーズンあとちょっと、私に頑張らせてください。


コーチの方々

生意気にも意見することがあったかと思いますが、全て受け止めてくださって本当にありがとうございました。

特にこばこうさん、チームを大きく変えうる施策に私を巻き込んでくださったこと、大感謝。ここまでスタッフが踏み込んでいいんだってその時思えたから、今の私があるし、この1年挑戦し続けられました。


お父さん、お母さん

4年間、本当に支えられてばかりでした。

昔から心配性で、東京に来てくれる度に過保護なくらいなんでもやってくれるお父さん。

お母さんの絵文字だらけのLINEは、疲弊しまくってどんなにきつい時でも笑みがこぼれ、もうちょっと頑張るかって思わせてくれてたよ。

メンタル的にああもう無理ってなったまさにそのタイミングで電話がかかってきた時は流石に驚いたし、電話口でお父さんとお母さんの声聞いて涙が溢れてしまったのを、声でバレないように必死で隠してたのはここだけの秘密です。

私の青春を最後まで見届けてくれると嬉しいな。

社会人になったらこれでもかってくらい親孝行します。




苦しい時間が長かった'25シーズン。

でもその分、誰よりも「勝ち」に飢えている。

私たちがやってきたこと、大学生活全てを捧げたこと、「勝利」で証明しよう。


大丈夫、絶対できるから。




みんなのこと、信じてるよ!!




次は、せびそんことFOリーダー兼GMの瀬尾尊です。

すぐに例え話に走って話を脱線しかける彼ですが、今年のHUSKIESは彼の存在無しに成り立ちませんでした。

クセの強さもハスキーズ1の彼が、どんな個性的なブログを書いてくれるのか本当に楽しみです!せびそんよろしく!





#MG 内藤晴香


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