本日よりサマーブログが始まります!トップバッターを務めさせていただきます、1年坂口大征です。
まず初めに、日頃より弊部に多大なるご声援とご支援をいただいております保護者の方々やOB・OGの方々、そして全ての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
初めて書くブログ、拙い文章かもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
「共に日本一へ。」
そんな文字が大きく一面を飾っていたラクロス部の新歓チラシは、僕には他のどの新歓チラシよりもずっと輝いて見えた。受験を終え、大学での新しい目標が欲しかった自分にとって、みんなが大学から始めるスポーツで日本一を目指せるラクロスという存在は、この上ない最高の出会いだった。
親や親戚には、金銭面や帰省が減ることもあって少し反対されたが、自分のラクロスに対する想いを伝えると、心置きなく承諾してくれた。
その後、新歓練習に2回参加し、他のサークルの新歓には一切行かずにラクロス部への入部を決めた。新しい仲間もでき、新しく始まる新生活に期待を膨らませていた。
しかし、入部後の道のりは決して順風満帆ではなかった。
特に金銭面での苦労は大きく、部費を滞納してしまうこともあった。食費を切り詰め、ろくに栄養も摂れない生活を続けた結果、気づけば体重は15キロも落ちていた。体力は落ち、プレーもうまくいかず、何度も「もう辞めてしまおうか」と思った。仲間の背中を見送りながら、自分だけが取り残されているような感覚に押しつぶされそうになった。
そんな自分に転機が訪れたのは、菅平合宿での練習試合だった。
チャンスは突然訪れ、必死に振り抜いた僕のまくりシュートがゴールネットを揺らした。ラクロス人生で初めての得点。その瞬間、胸の奥から熱いものが込み上げてきて、思わずガッツポーズを決めた。
「ああ、自分はこのためにラクロスを続けてきたんだ」
そう心から思えた。辞めたいと何度も感じてきた日々の苦しさが、すべてその瞬間の喜びに繋がっていたのだと。あの日の得点は、「自分にもできる」という自信と、もう一度ラクロスに全力で向き合う理由を与えてくれた。
さて、サマーまで残り数日となった。
僕が一番に願うのは、仲間と一緒にサマーで優勝することだ。
βチームキャプテンとしてはプレーで至らない部分が多かった自分についてきてくれたチームメイトのみんな。和樹先輩をはじめとする育成に携わっていただいた育成コーチの方々。みんなと一緒に、サマー優勝という最高の景色を見てみたい。
ただ、一つだけ欲を言うなら、自分が決めた得点でチームを勝たせたい。
今まで苦しんできた日々や、頼りないキャプテンだった自分についてきてくれた仲間の努力が、少しでも報われてほしい。
そのためにも最後の最後くらいは、自分がゴールを決めてみんなを勝利に導きたい。
あの日の胸の高鳴りを超える瞬間をサマーの舞台でつかみに行く。
次は、38期みんなの兄貴的存在である4年育成コーチ水尾和樹先輩です!
毎日日焼け止めと日傘で紫外線対策を怠らず、合宿でもパックを持参してくるほど美容意識が高い我らがかーくんが、4年間の集大成として何をブログに綴るのか、是非期待しましょう!
坂口大征