平素よりお世話になっております。
高木翔生くんから回ってきました。三年MFの高木大輔と申します。
彼は今やラクロススキル、リーダーシップ共にチームに欠かせない存在となっており、自分の刺激となってくれているプレーヤーの一人です。ただ練習終わり昼ご飯に誘っても絶対に来てくれず、自分の近場の駅で一人昼ごはんを食べるという一匹狼ムーブはそろそろやめてほしいものです。中央戦ではダブル高木で暴れますので是非ご注目下さい。
まず初めに、日頃より弊部に多大なるご声援とご支援をしてくださっている保護者の皆様OB・OGの皆様、そして全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ここからの試合では日頃のサポートを結果で恩返しできるよう精進していきますので変わらぬ応援よろしくお願いいたします。
まとまりのなく拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
「なんとか間に合った」
これが、リーグ戦初戦を目の前にした時の自分の率直な気持ちだった。
私は今シーズン肩の脱臼のため手術をし、復帰まで約半年を費やしていた
復帰までの道のりはそれは苦しいものだった。
思えばシーズン当初は昨年度苦しかったリーグ戦を共に乗り越えた35期の先輩方と今年こそは日本一を目指すんだと燃えていた。
シーズン当初の親子班で掲げた目標は
「チームを勝たせられる選手になる」
「リーグ戦6得点、オフェンス幹部の中で一番上手くなる」だった。
だからこそ新シーズンが始まる前にトレーナー陣から手術を進められてもやれるところまでやってみたいと自力での完治を目指す決断をした。
今年はチームの中心選手になってやるんだというアツい気持ち、覚悟を持っていた。
そう思っていた矢先の新チーム二回目の練習。
4度目の脱臼。
あまりに呆気なすぎて、糸がプツンと切れた。
リーグ戦まであと9か月あり、自分の代まで考えるとまだ1年半以上ある。
この肩でこの膨大な期間を耐えられる自信が完全に無くなった私は手術という選択をした。
そこからの期間のことはあまり思いだしなくない。
グラウンドに行っても4時間ただ時間が過ぎるのを待つだけ
何度時計を見ても進まない時間
手術を決意したその日からゴールを決める喜びも、練習試合で勝ってみんなで喜びあうことも、上手くいった1on1をニヤニヤしながら何度も見返すこともできなくなった。
自分が休んでいる間にどんどん上手くなっていく、同期や後輩。
本当にリーグ戦に間に合うのか、間に合ったとしても実力で負けてるんじゃないのか
いくら焦っても何もできない無力感とプレッシャーに締め付けられ、それを悟られないように努力することから逃げた。
今思えばださいし、やれることやっとけよと思うけどその当時の自分にはそんな余裕も無かった。
手術を終え、日常生活ができるようになるとまだ遠いものの復帰が少しずつ想像できるようになってきてだんだんメンタル的にも上向きなっていった。
そんな中で自分の気持ちが動いた出来事があった。
それはCチームと一緒に行ったつま恋だ。
今年はA.Bチームが春合宿に行くことになり、Cチームが試合経験を積むためにつま恋という流れになった。
自分はそのつま恋にCチームのコーチとして帯同していた。
そこでのCチームの成長は本当に凄まじかった。
初戦は一点も取れずに負けたもののそこから試合を重ねるごとに全員がみるみる成長していき、結果3勝。
Bチームから誰も借りず、人数かつかつでこの結果は本当に素晴らしかったと思う
れんさん、がねさんのスタンシュー、はるやのまくり、赤塚のグラボ崩れでの得点
人数ギリギリでショートとロングをとっかえひっかえしながら耐え抜いたDF
数々のビッグセーブをし、なんとベスト12にも選ばれた遠山
全員があのつま恋で本当に急成長していた姿がこのブログを書いている今でも頭に浮かぶ
この姿を見て、今シーズンそれまで何も感情が高ぶることがなかった自分の心が久々に動くのを感じた。
自分も復帰したら絶対もっと成長できるはずだし、しよう
こう思わせてくれた出来事だった。
このつま恋がきっかけとなり、クロスが振れるようになってからは遅れを取り戻そうと、壁当てにも行ったし、グラウンドのすみでひたすら右スタンを打ちまくった。
そうして5月に無事復帰を果たしてからも遅れを取り戻す、成長する。
この一心でここまでやってきた。
でも結果はここまでリーグ戦、2戦で1ゴール
シーズン当初の目標には全く届きもしてないし、かすってもいないのが現実。
正直4年生頼りになってしまっている現実は理解している。
でも当初の目標は諦めません
今からでも全然まだ成長できるし、します
81番見ててください。必ず結果を残します
最後に
リーグ戦2敗と正直後がない状況です。
でも今年の明治は絶対に強い。
集合の時周りを見ればオールスターがゴロゴロいます。関東ユースがゴロゴロいます。
このメンバーで勝てない訳ない
このメンバーがここで終わるわけない
今の状況がこう思うことを阻害してくるけど一度冷静に俯瞰して見れば絶対こう思えます
しかも、スタンドを見ればどこよりも力になる応援が俺たちにはついてます
入れ替え戦なんて声はこの試合勝って打ち消してやろう
オフェンス、ディフェンス、ゴーリー、FO、スタッフ、スタンド
全員で勝ちに行きましょう
次回のブログはハスキーズが誇るほんわか系スタッフの萩田真衣さんです。
普段は闘志溢れるという感じの真衣さんをあまり見たことが無いので、そんなブログが見れることを期待してます!!
#81 高木大輔