平素よりお世話になっております。
漢字へのこだわりが強い遙から回ってきました。新2年TRの荒瀨由羽です。
まずはじめに、日頃より多大なるご支援・ご声援をいただいておりますOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして関係者の皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
文学部のくせに文章は下手くそだし、気持ちを言葉にするのは苦手ですが、せっかくの機会なので精一杯書かせていただきます。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。
同期だけで挑む最後の試合がとうとう明後日に迫り、そわそわした気分と入部から1年経ったんだなあという感慨深い気持ちが入り交じっている。
1年ちょっと前、ラクロスも何も知らず試合も1度も見たことないまま、最後の大規模体験会に参加しただけで入部を決めた。そんな私にとって36期のあすなろ試合が初めての試合観戦だった。1個上の先輩たちが勝ちに向かって本気で戦い、悔し涙を流す姿はかっこよく憧れを抱いた。その一方で、自分も1年後あの場にいるのかという不安でいっぱいだったことも覚えている。
勢いで入部を決めてしまった私は部活がスタートしたと同時に、本当に自分の選択が合っていたのか考え続ける日々だった。誇ることではないけれど、辞めたいって思った回数は誰にも負けないんじゃないかと思う笑。
そんな中で迎えたのがはじめての同期試合、サマー。
あのときは試合を大きなミスなく回すことに必死で、負けたことに悔しさを感じられなかった。ただただ仕事をこなすだけ。同期のプレーヤーが涙を流したりスタッフが悔しさを感じている中で、自分だけその感情についていけず、おいていかれているような気もした。
でも、ウィンターまでの数ヶ月間で、少しずつ自分にもできることが増え、プレーヤーの笑顔を見るために、勝つためにもっと頑張りたいと思えるようになっていった。
そして迎えたウィンター。
37期で勝ちたいって心から思える自分がいた。こんなの当たり前かもしれないけど私にとっては大きな成長で、負けて悔しさを感じたことも皆と同じ気持ちで挑めたことが嬉しかった。
そして、あすなろでは皆と同じ気持ちで挑むだけでなく今まで得られなかった勝利を必ずつかみたい。負けで絶対に終われない。スタッフはショットも決められない、ボールダウンもできない、フェイスで流れを作ることもできない。直接勝ちに貢献できないって言うけれどテーピングで、アップで、声かけで皆の力になれたらってすごく思う。あすなろは今まで以上に全力で戦います。
この1年間、悩むことや前を向けないこともたくさんあった。ここで辞めたら楽なのに、って何度も思った。なんでこんな時間に家を出てるんだろう、こんな暑い中、砂だらけの場所で何してるんだろう、部活なんて忘れて遠くに遊びに行きたいなって思った日もあった。
でもテーピングが上手く巻けるようになった。練習や試合を大きなミスなく終えられた。一つ一つの小さな成長を感じる瞬間が私は大好きだ。試合で勝ったときのあのハスキーズ全体が喜びに包まれる瞬間も、ハスキーズっていいなって思う。ここまで続けられているのは嫌なことよりもハスキーズにいたいという気持ちの方が強かったからだと思う。
今、途中で投げ出さないでこの場所に居続けて本当に良かったと心から思う。そして、そう思わせてくれたのは同期の皆の存在、先輩方の支えのおかげもとっても大きいです。
ここからは同期、先輩に向けてメッセージを書かせてください。
同期のスタッフへ
すずかとかほと一緒にここまでやってこられて本当に良かった。上手くいかないことや落ち込むこともたくさんあったけど、いつでも話を聞いてくれて寄り添ってくれる2人がいたから前を向いて頑張ってこれたし何度も助けられました。感謝してもしきれないですありがとう。
勝手に1人で帰っちゃったりご飯断ったり、わがままに振り回してばかりでごめんね、でも本当は3人で過ごす時間が大好きだよ!これからも一緒に頑張れることが素直に嬉しいし、心から頼りにしています。同期試合は3回目だけど3人で回すのは最初で最後。緊張もたくさんするけど楽しもう!3人であすなろ絶対勝とうね!
同期の皆へ
はじめはパスもクレードルもままならなかったのに、今では先輩たちに交じってA練とか試合に参加してたりBの六大戦で活躍してたりと、すさまじい成長を遂げた皆の姿を見てるとすごく嬉しくて私も頑張ろうって勇気をもらってます。スタッフに感謝してくれる子すごい多いけど、こちらこそありがとうです。
サマーもウィンターも練習試合も全然勝てなくて悔しい思いたくさんしてきたね。大雨の日も1日中部活で拘束される日もオフが少なくても、愚痴をこぼしながらでも毎日練習を頑張ってきた皆なら、悔しい思いを味わってきた皆なら必ず勝てるって信じてる。全員が試合に出られるわけじゃないけれど勝ちたいって気持ちはみんな一緒。最後の同期試合くらいは笑って終わろう!
先輩方へ
まずはスタッフの皆さん、これまでたくさんのご指導を本当にありがとうございます。
これまで自分はスタッフに向いてないんじゃないかと悩んだり、自分の実力と理想とのギャップを感じてやるせない気持ちになったりしてきました。でもそんなとき、気持ちに寄り添ってくださった先輩や、「ちゃんと成長してるよ」と気づかせてくださった先輩の言葉に、本当に救われました。足りないところを指摘してくださるだけでなく、できるようになった部分まで見て、認めてくださる。そんな先輩方の偉大さには、尊敬しかありません。
先輩方の背中はとても遠く、いつになったら追いつけるのか分からないくらいですが、いつか追いつき、そして追い越せるように、これからも努力していきます。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
そして、すべての先輩方。
練習場所で声をかけてくださったり、車で送迎してくださったり、コンビニで奢ってくださったり。 つらいときに話を聞いてくださったり、相談にのってくださったり、激励の言葉をかけてくださったり、「TRらしくなったね」と言ってくださったり。 本当に様々な場面で、たくさんの方々にお世話になりました。試合ではかっこいい姿を見せ、普段は優しく接してくださる先輩方がいてくださったからこそここまで続けられました。
感謝してもしきれないくらい、先輩方の存在はこの1年間を支えてくれた大きなものでした。
支えてくださっている皆さんのためにも、あすなろでは必ず勝利して、成長した姿をお見せします!37期全員で勝ちに行くので見ててください!応援よろしくお願いします!
最後は、たまに毒舌な我らが学年リーダー、一真です!試合でもきっと皆を引っ張り熱いプレーをみせてくれるでしょう。
TR 荒瀨由羽