平素よりお世話になっております。
37期の元気印であるコバから回ってきました、1年の神山一真です。
優勝した後の彼の元気一杯のエールに注目していてください。
まず初めに、日頃より明治大学男子ラクロス部に多大なるご支援を頂いておりますOB、OGの皆様、保護者の皆様、並びに関係者の皆様に御礼申し上げます。
まとまりのない拙い文章になると思いますが、最後まで目を通して頂けると幸いです。
思い返せば高校時代、自分は何も成し遂げることが出来なかった。野球部部長にはなったものの120人の部員の統率をとる力なんて自分には無く、輝かしい成績を残してきた先輩方の様にはいかず甲子園はもとより神宮の舞台にすら進むことができなかった。
部活で駄目なら勉強でと意気込んで挑んだ大学受験では、一橋大学に完膚なきまでに叩きのめされ自分の不甲斐なさを痛感した。
何かを成し遂げたい、そんな思いで入学した明治大学でラクロスに出会った。全く新しい環境で心優しい先輩、個性豊かで仲間想いな同期と共に様々な事をこの3ヶ月間で経験した。信じられないほど色濃い3ヶ月間だった。
学年リーダーとなった今、フィールド競技には縁がなく戦術理解もままならない自分の姿と理想のリーダー像とのギャップにはいつも頭を悩まされる。実際、ラクロスを楽しいと思う事の方が少ないかもしれない。
そんな中でも弱い自分と向き合い続ける事が出来ているのは、絶対に成し遂げると誓った目標ががあるからだ。
Aチーム。関東ユース。日本代表。
勿論それも目指すべきものだけれど、そういうのじゃない。
自分の目標、成し遂げたいたった1つの目標。それは、『この37期を史上最強の代にして日本一を掴み取ること。』ただそれだけ。
その1つの想いが自分を突き動かす。3年後にこの仲間と頂点に立つ姿を想像すれば勝手に足が壁に向かう。仲間と勝つ為ならなんでも出来る様な気がする。
皆にはいつも助けてもらってばかりだけど、いつか必ず自分が皆を支えるので待っていて下さい。いつもありがとうこれからもよろしく。
そしてその目標達成への過程にこのサマー優勝、そしてグランドスラム達成がある。自分達を日々支えて下さっている方々の為にも絶対に勝ち続けなければならない。
いつも自分達に親身に寄り添い丁寧な指導をして下さる直斗さんや陸人さんをはじめ、円滑に練習を進めるために休む事なく動き続けて下さるスタッフの方々、グラウンド内外で自分達に優しく手を差し伸べて下さる先輩方。いつも本当にありがとうございます。
そんな数え切れないほどの支えがあって、自分達は今こうしてラクロスに打ち込む事が出来ている。それに応える為にも、そして自分達の目標を達成する為にも、このサマー絶対に優勝しよう。そして直斗さんと陸人さんを胴上げしよう。
αは悔しい終わり方をしたβの分の思いも背負って、37期の代表として誇りをもって戦おう。βは最後までαを信じて応援していて欲しい。37人の心が1つになればどんな相手が来ても負けることはない。
遂に始まる史上最強の代、37期の
物語。俺達の強さを優勝という形で証明しよう。
神山一真