平素よりお世話になっております。
茨城が生んだハーフ顔イケメンFOer、航太郎から回ってきました、
3年MFの福元駿文と申します。
彼は1年生の入部間もない頃、現DFコーチの弘俊さんにパスフォームを絶賛され、同期皆から質問攻めに合っていたのが懐かしい思い出です。
そんなセンスあふれる彼のFOに是非注目してください。
はじめに、日頃より明治大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
昨シーズン主にBチームとして活動していた自分を振り返ってみて、ぱっとしないなというのが感想だった。たしかにBリーグでの出場機会も長くはないものの頂いた。
足の速さを買ってもらい、ブレイク要員としてAチームにDFとして入れていただいたこともあった。結果的に試合に出ることはなかったが、Aチームの強度や基準を知る貴重な経験をさせていただいた。
でもやっぱり自分の目に飛び込むのはAチームでオフェンスとして活躍する同期たちだった。
一年生の頃から何もかも抜群にうまくて関東ユースに選ばれちゃうやつがいて。
二年生なのに早稲田相手に点を取っちゃうやつがいて。
絶対に負けられない武蔵戦で急遽出場したのに堂々とプレーできちゃうやつがいて。
そんな同期の姿がどうしようもなくまぶしく映った。
「自分も来シーズンはあの舞台に立ちたい。」スタンドの応援席でそう誓った。
そんな強い意気込みで臨んだ今シーズン。当たり前だがそんな気持ちだけでラクロスがうまくなったら苦労はしない。
新シーズン始まってから数か月、同期や成長著しい後輩たちが次々とA帯同としてAチームに呼ばれている中、自分の名前が挙がることは一度もなかった。
自分の理想と現実のギャップに苦しみ、ラクロスへの熱量は下がる一方。この頃は練習が嫌で嫌でしょうがなく、始発で向かう清瀬への足取りは重くなっていった。
「やっぱり自分には無理だったんだ。」
そんな心が折れかけた自分に声をかけ続けてくれたのがBコーチの諒介さんだった。諒介さんは自分のスピードをどうやって武器にするか教えてくれた。こちらが質問する立場なのに、わざわざ自分と同じような特徴をもつうまい人の1on1の動画を送ってくださり、どうして抜けるのか議論したりした。
そして何より、「お前はAチーム上がれるよ。」といつも声をかけていただいた。その言葉が何よりの心の支えだった。こんな自分を気にかけてくださり、本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
そんな周りの支えがあったおかげで六大戦の初戦一週間前のメンバー発表で何とかAチームに滑り込み、今大変ありがたいことにAチームでプレーするという幸運に恵まれている。
絶対に負けられない青学戦。
オフェンス陣は怪我人だらけで万全とは言えない。
でも自分のやるべきことは明確だ。最後まで走って、走って走りぬくこと。これまで支えてくれていた人たちに胸を張れるプレーをすること。
チームの勝利に貢献するため死力を尽くします!
拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
#31 福元駿文