平素よりお世話になっております。3年MFの村井響と申します。
まず初めに明治大学男子ラクロス部に携わっていただいているすべての方に感謝申し上げます。
このブログでは、私の試合に対する今の思いを書きます。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
この一年、自分は本当にAチームのクオリティを持っているのか、そんな自信はないな、ということを常に考えながら過ごす年だった。
もともとネガティブ思考の強めな性格で、なかなかこれに関しては自信が持てない。
9月下旬に始まった新チーム。A帯同として何とかAチームに食い込め、去年はBリーグで一勝もできなかったため、今年こそはと意気込んで始まったシーズンだった。
最初はAのプレースピードや強度に慣れるのに手一杯であったが徐々に全体が見れるようになっていった。
練習試合でも得点にも絡めるようになっていき成長を感じることができた。
そして、意外にも自信を持って臨んだ六大戦初戦。何にもすることができず、しょうもないパスミスをして、挙句クロスも折られ試合が終了した。
自分の中でいい感覚があったのに何もできずに終わり、Aチームではやってけないのかなと思ってしまった。
そんな思いがありながらも、その後の試合は悪い試合はもちろんあるが、なぜか結果が出て得点やアシストをする試合もあり、六大戦期間の幕が降りた。
このまま何となくいけちゃうのかなと思っていた6月上旬。みんながまた一段階上手くなったからか自分のやりたいプレーが出来なくなっていった。
自分の練習動画を見て反省して次の日に実践してということの繰り返しを常に続けてきたが、この期間は毎日のように個人の反省が同じことばかりで、悔しくて情けなくて練習中に萎え、チームの雰囲気を壊して、そんなしょうもない自分にまた萎えるという負の連鎖を起こした。
自分が出てない6-6がめちゃくちゃうまく見え、Aにいることが申し訳ない気持ちが出て、自信も無くなった。
そんなある日、6-6がうまくいかなかった時の反省中に、とある先輩がこんなことを言っていた。
「リーグ戦でもこういううまくいかない時あるよ。でも、ここで立て直せるかが大事だから。俺は去年のリーグ戦初戦でミスして立て直せなかったけど笑笑」
冗談混じりのいつもだったら「そうだよな」で終わる言葉だったが、その時はぐさっと胸に刺さった。
スポーツにおいてミスは付きものだし、それでいちいち萎えたり、プレーを怖がったら何も生まれない。やることをやるだけその繰り返し。当たり前のことを、自信をなくして、焦っていて、忘れている自分がいた。そんな自分を元に戻してくれる言葉だった。
自信を持って臨んだ六大戦初戦ではその自信が打ち砕かれた。逆に自信がなくても点が取れる試合もあった。
どんな時でも1番重要なのは、やるべきことに集中すること。つまりチームで決めた三原則を徹底すること。これだけは絶対に忘れない。結果はついてくる。
4月の慶應戦のように今度もまた、粘り強く戦い、必ず勝って次に繋げる。あの勝利の喜びをもう一度味わいたい。
堅苦しい文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
明日は、Huskies No.1のドライブテクを持ち、マスタード色の新型プリウスを乗りこなす嶋田星大です。
#18 村井響