平素よりお世話になっております。
2024シーズンよりFOリーダーを務めます、新3年の瀬尾尊と申します。
はじめに、日頃より明治大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
明治FOチームは1年間、「開化」を掲げ日本一のFOチームとなるべく活動します。
「開化」とは、明治維新によって急速に進んだ近代化に伴って生まれた流行語です。
いわゆる“文明開化”の開化です。
昨年の明治FOチームは、身体能力が人並外れた前FOリーダーの努力によって、多くのポゼッションをチームに生み出しました。
しかし、毎年強いFOerを輩出する他大学のような育成システムはなく、ウイング・スタッフを含めたFOチーム全体としても全くもって未熟です。
そこで私は、
「HUSKIESの常勝のため、永く日本一であり続けるFOチーム」
を目指します。
FaceOffのルールや流行りは日々変化している。
新たな技術も次々に生み出されている。
しかしまだ明治のFOチームは追いつけていない。
そこで今シーズン、私たちは様々なノウハウを学ぶ。
チャレンジする。
そして私たちの中で成熟させる。
どのポジションよりも成長する。
FOer、ウイング、スタッフ全員がFOチームの一員。
団結しよう。
日本一のFOチームになって、
HUSKIESに
「開化」
をもたらそう。
そして私は明治のFOerに、試合でのFaceOffを
「自分を表現する場所」
にして欲しいと思っています。
なぜラクロスをしているのか、
なぜHUSKIESの一員なのか、
なぜFOerというポジションを選んだのか。
FaceOffに向き合う自分の全て。
これらを自分のFaceOffで表現し、観る人を魅了してほしいと思います。
FOerにはラクロスのポジションで唯一、笛が鳴るまで準備する「間」があります。
この自分と相手だけの「間」が一騎打ちの醍醐味であり、自分らしさを出せる場所。
その場所で自分を表現するために、FOerとしての自分を見つめ直す日々を積み重ねる。鍛錬に励む。
私は、こんな“武士”のようなFOerを目指したい。
クランプに打ち込む。
筋トレする。
競りを追究する。
ボックスメニューに人より多く入る。
フィールド練で人に学ぶ、上手くなる。
壁当てに行く。
武者に行く。
そんなFOerが強いFOerであり、
日本一のFOチームにふさわしいFOerだと思うのです。
そもそも、私は誰よりも課題が山積みです。
ここまで語った上で、自分が本気で頑張って引っ張り続けます。
みんなで武士になろう。
今年のチームスローガンは「ONE」
“ 1 vs 1 ”のFaceOffで自分らしい「ONE」になる。
チームの「ONE」を体現する。
そのために練習する。
武士のごときFOer達が、チームを“開化”させる。
さあ
歴史を覆そう。
瀬尾 尊