Blog

ブログ更新情報


2022

サマー決起ブログ〜渡邉颯太〜

平素より大変お世話になっております。4年学生コーチの渡邉颯太です。


サマー決起ブログということではありますが、育成コーチという立場もあり、これからのhuskiesを背負っていく後輩たちが壁にぶち当たった時、僕のことを思い出してまた頑張ってみようと思えるように、huskiesに入部した経緯から、入部してからの約3年4ヶ月の活動について書きたいと思います。長たらしい退屈な文章になると思いますが、どうかお付き合いください。


まず入部した経緯について。

高校時代は野球部に所属していた。スポーツ推薦のチームメイトもいる中で生き残るため、平日は学校の前にジムで筋トレをしたり、練習後は最後まで残ってバットを振ったりしていた。しかし、3年間一度もベンチに入ることができなかった。しかも同期で1人だけ。さすがに自分以外の同期がグラウンドで輝いている姿を自分だけスタンドから見るのは高校球児の心には辛いものがあった。


そんなこんなで、大学では野球とは違う新しいスポーツを始めて、絶対にレギュラーになってやろうと思った。


高校3年の2月、huskiesのホームページを見つけた。


「これだ」と思い入部を決意し、数日後に行われた高校野球部の謝恩会では、同期とその保護者の前で、「大学ではラクロス部に入って今度はレギュラー取ります!」と宣言した。


大学1年の4月、迷うことなくラクロス部に入部した。


最初の2週間ぐらいは本当に充実してた。(笑)

毎日少しずつ上手くなっていくのが自覚できたし、リーグ戦で活躍する自分を想像するのも楽しかった。


しかし対人など本格的な練習が始まってくると、徐々に周りとのレベルの差を感じだした。サマーのαβ分けでは当然のようにβ。サマー当日は骨折により出場すらしていない。


悔しかった。


その日からはウィンターで活躍するために、とにかく練習した。暇な時間はほぼ全てラクロスに注いだと思う。バイトもせず、楽しいはずのキャンパスライフもほとんど京王多摩川か飛田給の壁で過ごした。


しかし、ウィンターにも出られなかった。おまけにウィンター前にはMFのA群〜D群の内のD群にランク付けされた。あのLINE見た時はさすがに虚無感に襲われた。


次はあすなろだ!と意気込んでいたところコロナ禍になった。


感染拡大が本格化してきたため、参加するかどうかは自己判断で良いという生田での練習があった。多くの同期や1個上の先輩が休む中、2個上の先輩と練習できるこの期間はレベルアップのチャンスだ!と思い参加した練習で右膝後十字靭帯損傷。全治5ヶ月ぐらい。結局その翌日からは人数が少ないため活動が止まった。みんな1on1ドリルは最後まで気を抜かないでね。


2年生の8月ごろ、膝の怪我から復帰した自分は相変わらず下手くそだった。Bチームの先輩からはボロクソに怒られ、よく清瀬の近くの壁で泣いた。結局その年のBリーグには出られなかった。


代が替わって2021シーズンが始まった。相変わらず上手くはなかったが、昨年度DFリーダーを務めていた林浩二さんから1on1を褒めてもらえることがあり、少し成長を感じた。本当に嬉しくて、頑張り続けることができました。ありがとうございました。


3年生の6月の終わり頃、肩の脱臼をした。2度目の脱臼だったので、今後のことも考え手術することになり、全治6ヶ月が決まった。正直もう終わったと思った。


3年生の1月頃、復帰した。それから約3ヶ月ぐらい、Bチームをまとめる立場も経験した。この期間は本当に貴重だった。組織をまとめる大変さはもちろん、練習を円滑に進めるためのスタッフの大切さを知ることができた。いつもありがとう。また、この期間はシンプルにラクロスが楽しかった気がする。Bチームのみんなありがとう。


そして5月から現在まで、1年生の育成コーチをしている。


今は本当に楽しい。


プレイヤーの時は、自分の努力の方向性ややり方が間違っていることもあったとは思うが、報われないことの方が多かった。


それに対して今は、1年生の成長という形で日々の取り組みが成果として表れている。もちろん、1年生のみんな自身がめちゃくちゃ練習してくれてるのが前提ではあるけど。


ここまで長々と、huskiesにおける自分の3年4ヶ月について書いてきた。


結局何が言いたいかって、何かに悩んだり辛い思いをした時はいつでも俺を頼ってねってこと。常にスター街道を走ってきた人と比べて、技術的な育成力は劣るかもしれない。けど、数多くの挫折を経験してきた自分だからこそ、力になれることがあると思う。


これから先、フルフィールドでの練習が始まり、より難しく、辛いことも増えてくると思う。辞めたくなることもあると思う。そんな時は俺のことを思い出して気軽に相談してくれ。


せっかく数ある選択肢の中からラクロス部を選んでくれて、こんなにも多くの1年生が入ってくれた。そこに育成コーチとして携わることになった。だから俺にはみんなを上手くする責任がある。


こんなことブログで書いちゃったからには、その責任を果たさなかったらダサい奴になるよね。だから遠慮せず、また明日から俺を使い倒してくれ。そして3年後、4年生になったみんなのリーグ戦では、勝ちまくって俺とか洋輔を喜ばせてくれ。




ここからはサマーに向けて。


5月から約4ヶ月。みんな本当に上手くなった。技術的にはまじで高いレベルにあると思う。


あとは気持ち。


気分屋な子が多くて、ノってる時の勢いは凄いけど、沈んでる時は正直良くないプレーも目立つ。


気分上げてこう。明日は。


明るくて元気な盛り上げ役もたくさんいるんだから。


調子悪い子がいれば仲間がカバーしよう。そしたらその子も上がってくるから。


みんなで決勝いこう。





渡邉颯太


コメント
名前

内容