今年度ゲームキャプテンを務めます芳村弘俊と申します。
まず初めに、明治大学男子ラクロス部に携わっていただいている全ての方々に感謝を申し上げます。
『65本の矢』
プライドこそが強者を強者たらしめる。
日本一を経験したチームには日本一としてのプライドがある。
そしてそのプライドが伝統となり受け継がれていく。
では日本一の経験がない明治がその壁を破壊するにはどうすればいいのか。
日本一の個が集結すればいい。
一人一人が何かしらのプロフェッショナルとなり、その分野の日本一になればいい。
どんな日本一でもいい。
切り替えの反応の速さ日本一、グラボへの執念日本一、ゴミ拾った数日本一などなど
本当になんでもいい。
そういった細かい日本一が65個集まれば
全員が日本一のマインドで『結』ばれれば
それが俺らなりの日本一のプライドとなる。
この流れこそがチーム理念である
『ONE HUSKIES』
その体現であると自分なりに解釈している。
ゲームキャプテンの役割とは、
尖りまくった65通りの個性の矢を正しい方向に向けることだ。
俺は日本一の覚悟を持ってゲームキャプテンを務める。
戦国時代、毛利元就の教えにある「三本の矢」の逸話のように
65 人の強い個性が『結』束すれば
どんな壁でもぶっ壊せる。
これから1年間
逃げたくなったり
妥協したくなることもあると思う。
でも常に自分自身に問いかけて欲しい。
それが日本一のマインドなのか?
日本一のプライドに恥じない行動なのか?
究極の楽しさを追究しよう。
俺らで新たな歴史を作ろう。
誇れるラクロス人生にしよう。
65本の矢で。
ゲームキャプテン 芳村弘俊
WRITER:小林來富