初戦、、、
3Qでリードを許し、色々なことが頭をよぎった。
試合で2.3回くるかこないかわからないシュートチャンスのために何万回もシュートをうったのに、あれだけ壁当てしてきたのに、真っ暗な公園でボール何球もなくしながら練習してきたのに、、、
「終わるときはこんなに呆気ないの?」
でもそれは相手も同じ条件。両者が死に物狂いで4年間の想いをぶつける。
どちらかは呆気なく負けてしまう。
4年間の想いを1試合に賭ける。
だからこそ感動が生まれる。
そんな学生スポーツの醍醐味を改めて実感した。
4年目。
もう次はない。
色々なことを犠牲にしてやってきたこれまでを、『努力』と胸を張って言えるように勝つしかない。
最後に、、
辞めたいと思ったことだって何回もあるラクロスだったけど、
それでも4年間やってこれたのは、
ラクロスうまくて、何かと気にかけてくれる優しい先輩とか、痛覚を失ったゴーリーとか、1番初めに辞めそうだった田舎のヤンキーとか、卒業できない問題児とか、ストレス耐性◎の小学生とか、、、
素晴らしい仲間に出会えたからだと思う。
今まで関わってくれた全ての人に感謝を忘れずに最後まで闘う。
#99 大浦 凜太朗
WRITER:小林來富