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2021

『大器晩成』/ #5 林浩二

現在DFリーダーというポジションを任されています。多くの人が役職名を見て、「1年生の頃から上手かったんでしょ?」と思うはずです。




しかし、1年生のサマーは「ベンチ外メンバー」でした。理由は、怪我していた訳ではなく、単純に実力が無かったからです。また、サマー後のミーティングで「辞めそうな同期ランキング」で1位を獲りました。ありがとうございます。サマーまでやる気も実力もないそのような人でした。




その後、ウィンターに向けて、OFのセンスは皆無でしたが、DFの対人部分だけは少しマシだったので、ロングを持つことにしました。そのマシな対人を伸ばし、他のスキルは低いままでしたが、強みを評価してもらい、ウィンターに出させてもらいました。




そして、1年生の3月にAに上げてもらいましたが、すぐに怪我をし、2年生のシーズンは何もできず、3年生ではリーグ戦メンバーとして出場し、現在に至ります。挫折を経験し、怪我からの復帰は、まるで漫画の世界ですね。




どうして自分の経歴語りをしたか。読んでる人の中にラクロスのことで悩んでいる人がいたら、「自分みたいな経歴の人もいるよ」と、頑張るきっかけになればいいなと思ったからです。特に1年生。自分以外にも明治には、小林弘太郎というサマーで「ベンチ外メンバー」でしたが、4年の夏くらいからAに上がってきた人もいます。今は下手でも、4年の「夏」まで諦めないでください。




自分がブログで書こうと思っていたことを並べ終わったので、本題に入ります。




勝つために「求める」と幹部挨拶で書きました。最近は、後輩や同期にも「あーして」「こーして」と言えるようになったと思います。今までは「 3年の時の自分も出来なかった気がするから仕方ないか」「自分がカバーすればいいか」と思っていました。




その投げやりなことをしてきた結果として、練習試合の早稲田戦4Qで崩れて負けました。思い返せば、早稲田戦以前の負け試合も4Qで崩れて負けてきました。崩れた時、「どうしてこういう動きができないのか」というイラつきだけが頭にあり、改善策を提案出来ていなかったことが原因でした。




それから反省し、「求める」ことにしました。その結果として、0失点に抑えた練習試合もありました。




多くの人が指摘をすることで「素直に受け取ってくれない」、「お互いに嫌な思いをするかもしれない」と向き合うことから目を背けるかもしれません。その積み重ねが正念場で崩れ、「負け」に繋がります。

現在でも「え?今更そんなこと聞く?ずっと言ってたやんけ」と思うことを聞かれます。しかし、自分やチームが勝ちを求めるなら、どのようなレベルでも求めないといけません。




引退するその日まで、求めます。自分は求めるからには、手本であり、頼れる存在でなければなりません。最後は「あの人下手だけど、言うことだけは一流だったな」と思われないように、実績として「日本一」になります。




DF #5 林浩二



コメント
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ハスキーズファン
2021-10-10 01:03:14

4年間続けてきて頑張った成果がこれから発揮できるんですね。日本一楽しみにしてます!求めてしまいました笑