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2021

広島×明治 主将HC対談企画

先日、HUSKIESのOBである田中(26期)がHCコーチを務めている広島大学男子ラクロス部と、部員どうしの交流を行いました。本ブログでは、その後日行った、主将×HCの4者対談の様子をお届けします。前半は明治大学、後半は広島大学のブログに掲載するコラボレーション形式です!


--------【前半】--------


■明治出身者がなぜ広島大HCに?


鈴木 

早速ですが、シゲ(広島大HC田中)がヘッドコーチになった経緯は?


田中

新卒一年目で広島配属になって、友達も知り合いも誰もいない状況だったので、まず社会人ラクロスチームに入りました。広島はラクロスをする環境が全然整っていなくて、人数も少ないので学生と合同練習する機会が多いんですが、なかでも広島大との合同練習が多かったです。積極的に質問もしてくれる印象もありました。


広島に行って3年目に、当時の広島大のアシスタントコーチが帰郷されることになり、そこを埋める形でアシスタントコーチをやらないかという話をもらいました。


当時は、上にヘッドコーチがいたので僕はオフェンスコーチをやっていましたが、その後、ヘッドコーチが栄転で東京勤務になり、繰り上がりでヘッドコーチになって今年で2年目です。


最初は自分のチームで活動しているのが精一杯だったけど、僕の力で何か少しでも恩返しができたらというのと、自分も何か得られることがあると思い、コーチを続けてきました。


鈴木

お世話になったチームに恩返ししたいという気持ちと、アウトプットすることで、自分もラクロスプレーヤーとして成長していけるからということでコーチを始めたんだね。

今もプレーヤーとしてやってるの?


田中

そうですね、今もやっています。


鈴木

そうなんだ、プレーヤーやりながらコーチをやっているのって何か相乗効果があるの?


田中

ひとつは、社会人でなくしがちな熱い気持ちを思い出すことができたことはありますね。


鈴木さん

なるほどね。社会人で頑張るか頑張らないかは、自分自身みたいなところはあるけど、学生からも教えてもらえるんだね。


田中

そうですね、思い出させてくれたというのと、一緒にやっている中で、今のプレーどうやったんですかという質問が来た時に、自分のやっていることを言語化することで、今自分がやっていることが本当にあっているのかを確認することができています。


鈴木

アウトプットでうまくいってる形だね。これからも今の形で続けていくの?


田中

今はそう思っています!


鈴木

他大のコーチだから、学生側からの継続のオファーがあるかどうかってところもあるけどね笑


田中

まあそこはそうですね笑



■関東と広島のラクロス環境の違いとは?


合田

関東から地方に行っていろんな違いを感じたと思うんですけど、具体的に何が違いましたか?


田中

まず環境が違う中でやらなければならない、というのがある。広島大は地方かつ国立なので、グラウンドの兼ね合いとか、理系が多いとか、色々あって。落としたら卒業できない授業がすごく多くて。そうだよね?


堀井

そうですね、みんなそんな感じでやっています。


田中

あと、極端に一人暮らしが多い。そのため金銭的に厳しい面がある。電車が徒歩10分とかの圏内にないから、大学のグラウンドが使えるか使えないかが重要になる。

明治はどこでもグラウンド確保して、わりと柔軟に練習できたと思うけど、広島大は限られたグラウンドでしか出来ない。


どうやって岡山大に勝つかという点で、限られた時間と環境の中でも出来ることはある、とよく話している。帰って足のケアをしたり、ランニングしたり、練習以外の時間をどれだけラクロスにかけられるかどうかで、岡山大に勝てるかどうかが決まるといつも伝えています。それは、東京の明治でも、広島大でも、一緒かなと思っています。


鈴木

環境が違うと取り組み方も本当に違うから、その点では新しい気づきになるよね。


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後半は広島大学男子ラクロス部のブログに掲載されますので、ぜひご覧ください!


https://ameblo.jp/hiroshima-danshilax/


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